子供は、言葉に関して常に新しい出会いがある。いつも意味不明な語句に出くわしているといってもいいでしょう。テレビや絵本の読み聞かせなど、子供の耳に入ってくる言葉は数知れません。もちろん子供はそれをすべて理解しているわけではない。絵のない児童書を親に読んでもらうようになっても、子供にとってはとても難解な言葉遣いや表現がたくさん出てきます。たとえば、児童書で有名な出版社の日本昔話は、5歳からの読み聞かせ向けに書かれているということですが、5歳児が理解できるとはとても思えない内容です。「むかし、あるところに、ひとのいいじいさんと、うんとかしこい孫がいました。あるとき、じいさんが鍬で畑を打っていると、ひとりの侍が馬にのって……」この物語の出だしの部分だけでも、5歳の子供が理解するには難しい。鍬というものを知らないだろうし、「畑を打つ」という表現も、今は一般に使わないから聞いたことがない。侍だって、何のことかわからない。こんな言葉や表現がたくさんちりばめられているから、親がこれを読んで聞かせても、子供の理解力は20%程度ではないかと思います。それでも、子供はすべての推察力を総動員して、物語を楽しむ。物語だけではありません。ディズニーランドでミッキーのステージで語りかけられる言葉、子供向けにつくられた映画、テレビ番組など、子供にとってはわからない言葉だらけですが、どれもとても楽しそうにする。わからない言葉や表現だらけでも、それを楽しもうとする、この子供の好奇心がさらに言葉の習得を加速させていくのです。ちなみに、最近斬新な英語会話の学習方法としてオンライン英会話教室が話題です。
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