あなたは常にハンカチを持ってらっしゃるでしょうか?最近のトイレには、ジエットタオルのような便利なものがありますので、ハンカチがなくても不便はないのかもしれません。しかし、アイロンのかかったハンカチが、何かの拍子にさっと出てきたら、清潔感という点てこれに勝るものはありません、そういうところを女性はかなり見ているものです。また、ハンカチはちょっとした工夫で「外見」の印象を大きく上げる道具にもなります。常に白いハンカ千を使うのも爽やかで良いのですが、その日のシャツやネクタイの色とハンカチの色を合わせるというのはいかがでしょう。薄い水色のシャツなら水色ペースや水色が入ったハンカチを、ネクタイがイエローなら、イエローの入ったハンカチを持つというわけです。わざわざ自分からアピールする必要はありませんが、気づいた人はあなたの「外見」に対する気づかいにきっと感心するはずです。
帽子を被るときは、その分他のおしゃれをマイナスにする紫外線予防のため、という名目のもとに帽子を買った。ミルクの白のストロー製ブリム、トップはレース布でできている。レース布も芯を入れずにそのままだから、柔らかくたためるのが特長で、そこのところがすごく気に入った。カジュアルで気取らない感じがする。帽子を被っていて、いちばん危惧するのは、いかにもおしゃれしていますのよ、という感じ。どうです、見てくださいませよ、というふうに見られるのがいやでいやでたまらないのだ。人はそう見ていないのかもしれないのだけど、帽子を被ると自意識過剰になってしまう。Tホテルで友人とランチをとるため待ち合わせた。おしゃれな女性が多くて楽しい。
日本の伝統をオリジナリティとして加味した、師匠の作るスーツは、武士世界の剛毅なムードをほのかに感じさせる、日本的な味わいを漂わせた渋い背広服となる。イタリアの仕立屋(サルトリア)にしても、イギリス服の伝統を骨格の上では踏襲しながら、イタリア的なオリジナリティでそれを再解釈し、柔らかさと色気と大胆さを加味した手縫い高級既製服、すなわちクラシコーイタリアのスーツを世に問い、今やイギリスのサヴィルーローをしのぐほどの世界的な成功をおさめている(イタリア語で「サルト」は仕立て職人、「サルトリア」は仕立屋十そこで働く職人を意味する)。落合正勝氏が『クラシコーイタリア礼讃』(世界文化社、一九九七年)で紹介するサルトリアの代表者の言葉から、彼らが考えるスーツのコンセプトが漠然と浮かび上がってくる。
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